ドルコスト平均法①
こんばんは。naoです。
梅雨の時期はジメジメしてエアコンに頼りがちになってしまいますね。
付けっぱなしで寝ると風邪をひく原因になるのでみなさんご注意を(゜-゜)
今回は、「ドルコスト平均法」のメリットとデメリットを話して行きたいと思います。
投資を始めようとする方はぜひ知っておいてほしい投資方法です。
簡潔に説明すると、
一定額を長期間購入して、リスクを減らす投資方法です。
【メリット】
・変動する相場に対して、安い時に大量、高い時に少量の購入が可能
・短期投資に比べて圧倒的にリスクが低い
・相場が下がっても最終的に利益を出せる可能性がある
【デメリット】
・長期間の運用が必要(最低10年以上)
イメージしやすいように、りんごとバナナを使って説明していきたいと思います。
例として、毎年1万円を10年間購入した場合で考えてみましょう。
りんご バナナ
1年目 10000/100=100(個) 1年目 10000/100=100(個)
2年目 10000/75=133(個) 2年目 10000/150=66.6(個)
3年目 10000/50=200(個) 3年目 10000/175=57.1(個)
4年目 10000/40=250(個) 4年目 10000/200=50(個)
5年目 10000/30=333(個) 5年目 10000/225=44.4(個)
6年目 10000/25=400(個) 6年目 10000/250=40(個)
7年目 10000/30=333(個) 7年目 10000/275=36.3(個)
8年目 10000/50=200(個) 8年目 10000/290=34.5(個)
9年目 10000/75=133(個) 9年目 10000/300=33.3(個)
10年目 10000/100=100(個) 10年目 10000/300=33.3(個)
合計 2182(個) 495.5(個)
価値 2182×100=218,200円 495.5×300=148,650円
10万円の投資に対してりんごは118,200円、バナナは48,650円の利益が出ました。
では、10万円一括で買っていた場合はどうでしょうか?
りんご バナナ
1年目 100000/100=1000(個) 1年目 100000/100=1000(個)
10年目 100円⇨100円 10年目 100円⇨300円
価値 1000×100=100000円 1000×300=300000円
10万円の投資に対してりんごは変わらず、バナナは200,000円の利益が出ました。
これを見ると
「なんだ、一括で買った方が利益出るじゃないか!」と思われるかもしれません。
もちろん、価格が上がると分かっているものであれば良いでしょう。
しかし将来の事を予想は出来たとしても、誰にも分かりません。
逆に下がった場合も見ていきましょう
りんご バナナ
1年目 10000/100=100(個) 1年目 10000/100=100(個)
2年目 10000/75=133(個) 2年目 10000/125=80(個)
3年目 10000/50=200(個) 3年目 10000/150=66.7(個)
4年目 10000/25=400(個) 4年目 10000/175=57.1(個)
5年目 10000/10=1000(個) 5年目 10000/200=50(個)
6年目 10000/5=2000(個) 6年目 10000/175=57.1(個)
7年目 10000/3=3333(個) 7年目 10000/150=66.7(個)
8年目 10000/1=10000(個) 8年目 10000/125=80(個)
9年目 10000/3=3333(個) 9年目 10000/100=100(個)
10年目 10000/5=2000(個) 10年目 10000/75=133.3(個)
合計 22500(個) 774.2(個)
価値 22500×5=112,500円 774.2×75=58,065円
一度上がった後に下がった場合、損失が出てしまっています。
逆に下がり切った後でも少し価格が上がれば利益になる可能性があります。
一括の場合だとハイリスクハイリターンという認識で良いでしょう。
投資において大切なのは
「勝てる戦ではなく、負けない戦を選ぶ事」
利益を求めすぎると負ける可能性が上がります。
投資をする際はしっかりとリスクヘッジを行いましょう。
今回はドルコスト平均法について話をさせていただきました。
次回はなぜ今の時代ドルコスト平均法が適しているかを書いていきたいと思います。
それでは、今日はこの辺で失礼します(^^)/