日本人の投資への価値観を変えたリーマンショック①
こんばんは。naoです。
今日は岩盤浴に行って全身から汗を噴き出してきました。
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さて、今回は「リーマンショック」についてお話したいと思います。
一度は耳にした事があるのではないでしょうか。
このリーマンショックですが、
『日本人が投資に対する認識が良くないのはこの出来事が大きく影響しています。』
忙しい方の為に大まかに説明すると
ITバブル崩壊、世界同時多発テロによりアメリカ経済は打撃を受ける
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サブプライムローンの恩恵でマイホームを購入できる人が増加
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不動産の需要が増えた事で価格高騰『不動産バブル』
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価格が高騰し続けた事により購入できない人が増加
金利上昇の影響で支払が滞り手放す人が急増化
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不動産価格の大暴落により大量の不良債権が発生。銀行が損失を受ける
『リーマンブラザーズ』が経営破綻
これがリーマンショックの概要になります。
詳しくは以下で書いていきたいと思います。
それでは、話を進めていきたいと思います。
リーマンショックとは
アメリカのニューヨークに本社をおいていた大手投資銀行、リーマンブラザーズが経営破綻した事による経済影響を示します。
リーマンブラザーズは当時、アメリカで4番目に大きい銀行でした。
どのくらいの規模か見てみましょう。
日本 時価総額
1位 三菱UFJ銀行 (約7兆9000億円)
2位 三井住友銀行 (約5兆4700億円)
3位 ゆうちょ銀行 (約4兆8000億円)
4位 みずほ銀行 (約4兆2900億円)
1位 JPモルガン・チェース (約46兆円)
2位 バンク・オブ・アメリカ (約33兆円)
3位 ウェルス・ファーゴ (約22兆円)
4位 シティグループ (約19兆円)
日本のトップである三菱UFJ銀行の2.5倍相当と考えるとイメージ出来ると思います。
また、信用格付け機関でもAAAという最高ランクの格付けをされていました。
これほど大きな銀行がなぜ経営破綻してしまったのでしょうか。
経営破綻の理由としては
・ITバブル崩壊
・サブプライムローン崩壊
これらが破綻へ大きく関わっています。
2000年のITバブル崩壊
2001年の世界同時多発テロ
これらの影響でアメリカの経済は多大な損害を受けていました。
この状況を乗り切る為、アメリカの中央銀行(FRB)は低金利政策を行いました。
低金利政策の影響で銀行各社は個人への融資に力を入れ始めます。
・返済能力以上の借入が可能
・借入当初は、金利分のみの支払いで良い
などかなり緩い条件で融資を受けられる制度です。
また、不動産を手放せば返済義務が無くなるなど、借入する側に有利な制度でした
これにより、不動産を購入する人が急増化、需要が増えた事で不動産の物価が上昇
それにより発生したのが不動産バブルです。
不動産バブルにより、投資家も動き出します。
直接低所得者に貸し出すのはリスクの為、銀行に投資を行いその利回りで利益を生み出していました。
銀行としても投資してもらえる事で貸出せる金額が増えた事でWin-Winの状況でした。
しかし、不動産バブルはいつまでも続きませんでした。
・不動産の価格が上昇し続けた事で不動産を買えない人が続出
・金利上昇に伴い、支払不可能な人間が続出
以上の理由により
・不動産の価格は大暴落
・銀行は大ダメージ
1番力を注いでいたリーマンブラザーズは耐え切れず経営破綻してしまいました。
アメリカの大手銀行が破綻した事は経済にも大打撃を与える事になりました。
これがリーマンショックと呼ばれる内容になります。
今回はリーマンショックとはどのような内容だったのか、という事を書かせていただきました。
次回は、冒頭にお話した
『日本人が投資に対する認識が良くないのなぜか。』
という事について書いていきたいと思います。
それでは、今日はこの辺で失礼します(^^)/